麻生区役所1階ロビーで10月5日まで、認知症への理解を深めてもらおうと、麻生区内で進めている「あさおオレンジプロジェクト」の取り組みや、区内関係団体の活動紹介を行うパネル展示を実施している。
9月21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせて、実施されている同展示。麻生区では「認知症にやさしいまち あさお」を掲げ、行政と民間が一体となって協議体を立ち上げ、2015年度から、認知症ケアに対する取り組みとして「あさおオレンジプロジェクト」を推進している。
同プロジェクトでは、講演会や認知症サポーター養成講座などを開催するだけでなく、認知症当事者から「あるとよいもの」「日常生活の工夫」「暮らしやすいまち」などをヒアリング。今回、そうした当事者たちの声をパネル展示している。
また認知症当事者や、その家族、支援者らでタスキをつないで日本を縦断するイベント「RUN伴」の姉妹イベントを手がける「RUN伴+あさお実行委員会」によるハガキ応援プロジェクトの展示も。公募した応援メッセージや写真も紹介。区内の認知症当事者の会「あさお もの忘れ 仲間の会」による川柳、認知症サポーターキャラバンのマスコットキャラクター「ロバ隊長」のストラップなどを作成、配布する「ロバ君倶楽部」の活動紹介も行われている。認知症に関するチラシや、パンフレットなども設置されている。
区地域みまもり支援センターでは「認知症の方の気持ちに触れて、麻生区が認知症にやさしいまちになるよう、理解を深めませんか」と呼びかけている。
![]() 認知症に関するチラシやパンフレットも
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