「柿生」の地名のもとになったと言われる「禅寺丸柿」の柿もぎと、芋ほり体験が10月2日、黒川で行われた。
麻生区と麻生観光協会(高桑光雄会長)の共催で行われた今回の体験。柿生禅寺丸保存会(宇津木裕会長)とJAセレサ川崎が協力した。
今回の体験には、市内から55組127人の応募があり、抽選で13組29人の親子が参加。古くから使われていた、先の割れた竿「ばっぱさみ」を使って柿もぎに挑戦した。観光協会や保存会のメンバーに使い方を教わり、竹の重さに苦戦しながらも、親子で高枝に実った柿を収穫した。
今回初めて参加した片平在住の小学5年生の女の子は「(ばっぱさみを)使うのが難しかった。禅寺丸柿のことは知らなかった。家に帰って食べるのが楽しみ」と感想を話した。柿もぎの後には芋ほりも体験し、秋晴れの中で収穫を楽しんだ。
高桑会長は「緊急事態宣言が明けた中で、青空のもとでのびのびと、楽しんでもらえた。地域の名産の柿をもいでいただくことで、麻生区のPRにもつながった」と話していた。
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