区民有志の団体「みのりっこ」(老沼純代表)は10月9日・10日、岡上の田んぼで子どもから大人まで延べ60人が参加して稲刈り体験を行った。
4年前から子どもたちに自然環境を体験してもらうことを目的に活動を行っている同団体。植物が育つ過程や、自然の営みにふれながら、親子で楽しみ学んでもらおうと、さまざまな企画を実施している。
今回は、6月の田植えに続いて、黄金色に染まった田んぼで稲刈りを体験。参加者は、老沼代表から鎌の使い方や、稲の刈り方を教わった後、JAセレサ川崎から提供された神奈川県産の米「はるみ」のうるち米、もち米を収穫した。
参加した岡上こども会の児童は「自分で植えたお米を収穫できてうれしい。食べるのが楽しみ」と収穫を喜んだ。片平在住で家族4人で参加した母親は「自分たちが食べるものを収穫できる機会は少ないので、喜んで参加した。麻生区はいろいろな体験ができて素晴らしい環境」と体験を振り返った。
老沼代表は「クリスマス前に収穫した米で、もちつき体験ができたら。小さい頃から田んぼや稲にふれることで、農業の大切さを感じてほしい」と呼びかけた。
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