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公開日:2021.10.22
岡上地区
住居表示が変更に
区内7年ぶり 11月22日から
区内岡上地区の住居表示が11月22日(月)から変更される。これまで町名地番表示だったが、今後は一部地域を除き1丁目から6丁目までの表示となる。区内での住居表示の変更は、2014年に王禅寺東5丁目の一部で行われて以来、7年ぶり。変更後、区内の住居表示実施率は約95%となり、市内で最も進む川崎区に並ぶことになる。
1962年に施工された「住居表示に関する法律」は、町名地番が混乱してわかりにくいことから、配送物の遅延や救急車等の緊急車両が迷わず到着しやすくする目的で全国で進められている。
岡上地区は、斜面地に住宅が広がり、住所、番地の並び方が複雑でわかりづらかった。岡上西町会では、町内にある坂道の看板をつけてほしいと市へ相談したことをきっかけに、住居表示変更につながり、2015年に実施地域に選定された。
19年に同地区で勉強会を行い、検討委員会を設置。町名、町界などを検討した結果、市街化調整区域を除くエリアで、11月22日から表示が変更されることになった。
変更後は、道路に沿って1丁目から6丁目まで分けられ、順番に建物に番号が表示される。岡上西町会の二宮弘史会長は「これからも岡上という地名は変わらない。表示が変わることで手続等が必要になるので一部反対の声もあった。今後、家を探す際にわかりやすく便利にはなるので良かった」と話す。
実施率は95%に
住居表示制度を進めている川崎市では、昨年11月9日までに約9440ヘクタール、市内の約79
%で実施されている。麻生区では、市街化調整区域や農地などを除く住居表示対象面積1679ヘクタール中、約90%(1519ヘクタール)で行われている。岡上地区の変更によって実施率は約95%となり、最も進む川崎区に並ぶ。
市によると「麻生区は、住民からの変更の声が多く実施してきた経緯がある。岡上地区には、変更の1カ月前から住居表示のしおり、通知書等を各家庭に順次配布していく予定」と話している。
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