麻生区 文化
公開日:2022.01.01
「トライ」の1年に
琴平神社で干支の墨絵
「武州柿生 琴平神社」(王禅寺東)では、干支が描かれた縁起物が今年も用意されている。画家としても活動する志村幸男宮司による、恒例の墨絵だ。
志村宮司は1996年から、干支の動物と算用数字をモチーフにして墨絵を描いている。今年は寅と数字の4。寅の前脚が4の字になっているのが特徴だ。「悪いことに『トラ』われず、新しいことに『トラ』イしていただけるように」と志村宮司を思いを語る。
寅の表情もかわいらしいものにした。「寅は本来いかめしい顔をしているが、和やかな年になりますようにと願って優しい表情にした」
寅の絵は色紙や絵馬、絵皿に描かれ、同神社の境内で用意されている。干支の絵を描き続け3周目。今回で27作目となった。志村宮司は「毎年楽しみにされている人も多く励みになる」と話している。
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