長年にわたる地域福祉の推進に尽力した功績が認められ、先月、区内在住の水間哲郎さん(78)、鈴木正視さん(74)、山本浩真さん(67)が厚生労働大臣表彰を受賞した。
厚生労働大臣表彰は、社会福祉の功労者として、長年にわたり民生・児童委員の職務に従事した個人や、共同募金運動を推進する個人・団体、社会福祉事業に従事している個人らに贈られる。
水間さんは、2000年から、麻生福祉事務所嘱託医として一般精神保健相談をはじめ、生涯支援区分認定審査会委員、認知症サポート医とし訪問支援事業に関わるアドバイザーを務めている。区民の保健福祉の向上に尽力し、医療扶助に対する医学的判断を的確に行い、川崎市の福祉行政に多大な貢献をしたことが今回、評価された。
鈴木さんは、カーディーラーなどで勤務した後、片平小学校、白鳥中学校のPTA会長を歴任し、1998年から民生・児童委員に。2016年から柿生第3地区民生・児童委員協議会の会長を務めており、長年にわたる地域福祉への貢献が認められた。
山本さんは、妙延寺(多摩美)の住職の務める一方で、民生委員、麻生区東地区社会福祉協議会会長を務め、16年に麻生区社会福祉協議会の会長に就任。共同募金運動の奉仕者として長年にわたって活動してきたことが評価された。
今回の受賞にあたり水間さんは「今回の受賞できて光栄。麻生区は高齢者が増えている。今後も区役所、医師会と連携して地域医療に努めていきたい」と今後の抱負を語る。鈴木さんは「職務に従事してきただけなので、まだ受賞した受賞の実感がわかない。許される限り続けていきたい」と話し、山本さんは「長年、社協として活動してきたことが評価されての受賞なので、本当にありがたい」と語った。
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