区民記者が走る! vol.9 2022年 January 伝統のおはやしを守って90年
麻生区白山4丁目の白山神社は、旧王禅寺村真福寺谷の鎮守として、300年以上前の1706年(宝永3年)に創建された。
ここには古来、秋の収穫祭を祝う伝統の芸能があり、昭和初期に真福寺町内会の有志で、白山神社はやし保存会をつくり活動は90年余り続く。
大太鼓、小太鼓、しの笛、鉦と拍子木を使い、獅子舞の曲「はや」と、おかめひょっとこ踊りの曲「いんば」はテンポがよく踊り出したくなった。全10曲ほどあり、秋の収穫祭、あさお区民祭などで披露してきた。獅子に頭を噛まれると病気にならないとの言い伝えがあり、見物に訪れた人に喜ばれる。毎週日曜日の午後2時間、神社の会館で練習しており、立ち寄る人がいる。現在会員は7名で、50から70歳代。将来の担い手としてお囃子と踊りの有志を募集している。(連絡先:森繁之会長090-3529-7700)
地域活動が盛んな麻生区で活動する団体にスポットライトをあてるために、麻生市民交流館ゆまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターが中心となって、文章を書くことが好きな区民で活動しています。
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