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麻生区 教育

公開日:2022.02.04

白熱の「マンカラ」大会
小学生が先読みで対決

  • きょうだいで行った決勝戦

  • 手作りのボードを使用

 麻生こども文化センターで1月29日、ボードゲーム「マンカラ」の大会が開催された。同センターと白山こども文化センター、麻生小学校わくわくプラザ、真福寺小学校わくわくプラザの合同事業。

 「マンカラ」は、アフリカや中近東、東南アジアで古くから遊ばれているゲーム。1対1で交互に駒を動かしながら、手持ちの駒を早くなくしたほうが勝ち。先読み力が必要とされる。

 市内のこども文化センター、わくわくプラザでは15年以上前から、ルールをアレンジしてマンカラが遊ばれ、区大会や市大会も開催されてきた。今回は、4施設の交流事業として長年行う「フレンズカップ」としてマンカラ大会を開催することになった。

 事前に各施設で予選が行われ、勝ち上がった1年生から6年生まで19人が参加。4グループに分かれて総当たり戦を行い、決勝トーナメントへ進む4人を選出した。決勝は、村木美(よし)暁(あき)さん(真福寺小3年)と咲(さ)織(おり)さん(同小1年)のきょうだい対決。昨年からマンカラで遊ぶようになった2人。互いにすきを見せず攻防が続いたが、兄の美暁さんが優勝した。

 美暁さんは「妹と戦うとは想像していなかった。みんなに試合を見つめられて緊張したけれど、勝ててほっとした」と笑顔を見せた。咲織さんは「負けちゃったけど楽しかった。マンカラは考えながらやるのがおもしろい」と話していた。

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