麻生区 コラム
公開日:2022.02.11
区民記者が走る! vol.10 2022年 February
地域のための小劇場を
地域の演劇愛好者や音楽好きが気軽に舞台に立てる小劇場がつくれないだろうか。そんな夢を長くあたためてきているのは、麻生区在住の中込清皓さんだ。
テレビ局でセットデザインなどに携わってきたキャリアを生かして、麻生市民交流館やまゆりに音響・照明設備を設置し、演劇公演などのバックアップを一手に引き受けてきた中込さん。ただ、熱心な利用者の世話をするたびに感じてきたのは「もっといい環境をつくってあげたい」の思いだった。そこで生まれたのが「地域の小劇場」構想だ。
中込さんの頭にあるのは、100席ほどの客席と、主要な舞台設備を備えたミニシアター。実現には行政や地元企業の援助が不可欠だが、「使われなくなった学校や倉庫なども利用できるのでは」と中込さんは考えている。元気にイベントの面倒をみる87歳。秘めた思いはいまも熱い。
区民記者とは?
地域活動が盛んな麻生区で活動する団体にスポットライトをあてるために、麻生市民交流館ゆまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターが中心となって、文章を書くことが好きな区民で活動しています。
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