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公開日:2022.04.01

柿生小
東側に新校舎完成
児童数、学級数増加で

  • 新校舎の前で入校式を開催

  • 完成を祝いテープカット

  • 学年ごとに見学

 市立柿生小学校の東側に、3階建ての新校舎が3月に完成。4月から使用される。学区内の児童数増加と35人学級導入によるクラス数の増加に伴うもので、新校舎には多目的教室を含む14教室を配置。3月24日には入校式が行われ、真新しい校舎を初めて見学した児童は笑顔を見せていた。



 同校学区の片平や麻生川周辺で近年、マンション建設や宅地化が進んでいる。2012年度に606人だった児童数は、18年度は698人、21年度は784人に増加。市教育委員会が20年に出した推計では、23年度に830人、25年度に912人を見込む。



 さらに35人学級の導入もあり、クラス数も増加。21年度は普通級と特別支援級を合わせて27クラス、今年度は28クラスを予定する。



 既存校舎では普通教室が足りず、18年度には多目的ホールと会議室を改修。同時に校舎増築の計画が進められ、20年度に着工した。



 新校舎は鉄筋造3階建て、延床面積は約2946平方メートル。東棟と称し、2階と3階の5教室は5、6年生が使用予定。各階に多目的教室などがある。



ワクワクの入校



 入校式では、1年生から5年生が校庭に集合。杉本眞智子校長は「何十年後の後輩が使うことも考えて使っていきましょう」とあいさつ。代表児童によるテープカット、新校舎の高さや教室数を問うクイズが行われた。



 各学年で見学し、既存校舎との間に作られた渡り廊下を歩いて校舎に入った児童は「きれい」「すごい」と歓声。下駄箱やロッカーは木材が使用され、校舎隣接の水道には卒業生が手掛けたデザインが描かれている。杉本校長は「教室の施設開放なども今後検討していく」と話している。

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