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麻生区 社会

公開日:2022.04.15

新入学児が1日警察署長に
しんゆりで交通安全啓発

  • (左から)敬礼をする谷村さんと森さん、吉田署長

  • 啓発グッズを配る2人

 4月6日から15日まで行われている「春の全国交通安全運動」。そのキャンペーンの一環として、市立西生田小学校の新1年生・森佳介さんと谷村愛依望(あいの)さんの2人が4月8日、麻生警察署の1日警察署長を務め、新百合ヶ丘駅前で交通安全の啓発活動を行った。



 麻生区交通安全対策協議会と麻生警察署、麻生区では、「春の全国交通安全運動」の期間に、毎年、区内の新1年生を対象に1日警察署長を依頼。今年は西生田小の2人が大役を務めた。



 制服を身にまとった森さんと谷村さんは、同署で吉田善成署長から委嘱状を受け取った後、新百合ヶ丘駅前に移動。関係団体が見守る中、「交通安全スタート」と元気よく号令をかけると、白バイのサイレンを合図に参加者が駅南口のペデストリアンデッキに散開。交通安全や、ながら運転禁止のチラシ、反射材ストラップなどの啓発グッズ1000セットを通行者に手渡した。



 1日警察署長を体験した森さんは「グッズを配るのが楽しかった。制服が格好良くて、警察官になりたいと思った。車に気をつけて歩きたい」と声を弾ませ、谷村さんは「疲れた。制服が苦しかった」と感想を話していた。



 吉田署長は「区内では7日現在で74件の人身交通事故が発生し、幸いにも死亡者はいない」と現状にふれ、「子どもたちの未来を守るのは私たち大人の責任。子どもたちが交通事故の被害者になることは絶対にあってはならないという気概を持ち、今後とも関係団体の方々と強固に連携し、交通安全の啓発活動を行っていきたい」と話した。

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