市立百合丘小学校で6月4日、「ホタル鑑賞会」が開催され、児童とその保護者がホタルの幻想的な光を楽しんだ。
同鑑賞会は、同校で行われている学習支援「寺子屋ゆりっ子」の事業の一環。毎週水曜日に同校児童への学習教室を開き、月に一度体験活動を実施している。
今回、地元でホタルの養殖を行っている藤田康郎さん(74)が講師を務め、ホタルの生態について説明。アルファ波の「ゆらぎ」という優しい光であることや、生息する場所が水、緑、土、光、空気が良いところであることを紹介。続けて、ホタルの種類についてや、日本でよく見られるゲンジボタルとヘイケボタルの違いなどを写真を使って説明した。その後、部屋中の明かりを消してホタルを鑑賞。水槽に入ったゲンジボタルとヘイケボタルが織りなす幻想的な光に「わー」「きれい」と感嘆の声が漏れた。
初めてホタルを見た6年生の男の子は「思ったよりも明るく光って神秘的だった」と話し、4年生の女の子は「光がきれいでヘイケボタルはイルミネーションみたいだった」と初の体験に声を弾ませた。藤田さんは「みんな喜んでくれて私自身もうれしくて元気をもらえた」と語った。
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