女子学童野球の神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」にこのほど、金程小学校6年の伊藤しおりさん、王禅寺中央小学校6年の森優眞さんが選ばれた。チームは7月29日(金)から石川県で開催される「NPBガールズトーナメント2022」に出場する。2人は「勝利につながるような活躍をして、全国大会で優勝したい」と揃って意気込みを語る。
県内の学童野球チームに在籍する女子選手約1300人の中から、各地区連盟から推薦を受けた選手約45人が今春行われたセレクションに参加。16人が選抜され、金程少年野球部に所属する伊藤さん、白真少年野球部に所属する森さんの2人が選ばれた。ともに麻生区の女子連合チーム「麻生シスターフレンズ」にも所属している。
伊藤さんは金程少年野球部では主に一塁手を務める。肩の強さに見初められた級友に誘われて昨年10月に入部。思い切った全力プレーが特徴で、160センチと恵まれた身体能力を生かした打撃でチームをけん引する。
YAMAYURIでは主に右翼手を担い、監督からは打撃と全力プレーを期待されているという。「みんなレベルが高いので、しっかりついていき、頑張りたい」と抱負を語る。「この経験は一生に一度しかない。悔いのないように楽しんできたい」と全国大会を心待ちにする。森さんは、白真少年野球部では主に遊撃手、投手としてチームをけん引する。年少のころに姉、兄と一緒にチームの体験会に訪れたことが野球を始めたきっかけ。守備範囲の広さと、積極果敢な走塁が持ち味だ。
YAMAYURIでも遊撃手で、監督からは持ち味の守備と上位打線での出塁を求められているという。「YAMAYURIの練習が楽しい」と笑顔で語る。「白真から5年ぶりに選ばれた。勝利につながるようなプレーをしたい」と全国大会への意気込みを語る。
区の連合チームでチームメイトの2人。お互いに「心強い」と話し、「全員野球で全国優勝を目指したい」とともに意気込みを語る。
同大会は全国から43チームが出場し、今回で9回目。YAMAYURIは30日、1回戦で福島県代表と対戦する。
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