麻生区 文化
公開日:2022.10.28
「芸術のまち」象徴し15年
市アートセンター
万福寺の川崎市アートセンターが10月末で、開館15周年を迎える。誕生以来、麻生区の「芸術のまち」に根差し、象徴する建物として市民に親しまれている。
アートセンターは、2007年10月31日に開館。市民による文化芸術活動が行われ、昭和音楽大学や日本映画大学といった文化芸術機関がある新百合ヶ丘で、芸術のまちづくりを継承しながら一層、発展させることが基本理念だ。
小劇場では、落語などの古典芸能からミュージカルまで多彩な舞台芸術を上演。映像館はミニシアターとして、新作から名画まで上映。デジタル4Kから35ミリフィルムに対応する。
春の「アルテリッカしんゆり」や、秋には「KAWASAKIしんゆり映画祭」の会場としても活用されている。
節目を迎え、関敏秀館長=人物風土記で紹介=は「地域の人の交流が広がるよう、これからもまちの期待に応えていきたい」と話している。
15周年記念事業として、12月には市民劇団の「劇団わが町」が公演を予定している。
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