麻生区 文化
公開日:2022.11.04
金程中美術部
黒板アートで全国入賞
「中学生の反抗心」を表現
黒板に描かれた作品を対象とする全国大会「日学・黒板アート甲子園®2022」の結果が先月発表され、市立金程中学校(金子清校長)が、ジュニアの部で入賞した。
同大会は、黒板やホワイトボードなどのメーカー・日学(株)が主催で、今回で7回目。中学生対象のジュニアの部には51校から85作品の応募があり、過去最高数だった。
同校の受賞作品『パシャッ!!!!』は、美術部の2年生、岩貝星吾さん、代田莉奈さん、藤岡瑞月さん、森本花怜さん、山崎咲良さんの5人によるチームが手がけた。「中学生らしさ」をテーマに設定し、放課後にスマートフォンで遠近法を使った写真を撮る美術部員の様子を表現。夏休みの間に、図書室の黒板全面に描いた。
スマホを取り入れたのは「反抗心」を表現するためだ。藤岡さんは「本来は学校に持ってきてはいけないスマホを描くことで、中学生ならではの反抗心を描いた」と語る。実際には、一人ずつ配布されているGIGA端末で撮影した写真を参考に、スマホ画面の中を描いたという。
何色ものチョークで
夕焼けのグラデーションは何色ものチョークを使い、ぼかして表現。スマホを持つ手は立体的になるよう、皮膚の塗り方を工夫し、光は蛍光色のチョークで描いた。
毎年複数のチームで同大会に応募し、過去には2年連続で最優秀賞も受賞している同部。今回の結果を受け、代田さんは「先輩たちの結果はプレッシャーだったが、自分たちも入賞できて良かった」と語る。山崎さんは「夏休みのほとんどを使って頑張ったかいがあった」と喜ぶ。同部では校外の黒板に描く依頼にも応じているという。
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