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公開日:2022.11.18
麻生中駅伝部
県大会 初のW入賞
男子5位、女子6位と躍進
「神奈川県中学校駅伝大会」が11月5日、横浜八景島・海の公園周回コースで行われ、市立麻生中学校(金子三弘校長)駅伝部が男子5位、女子6位とそろって入賞した。同校が県大会に出場するのは、男子が2014年以来2度目。女子は初出場。男女共にそろって出場し入賞という初の快挙に、生徒たちは喜びを爆発させた。
10月28日に行われた「川崎市中学校総合体育大会」の「駅伝競走大会」。男子は上位10チーム、女子は上位7チームが県大会への出場権が得られる中、同校男子は5位、女子は2位で県大会への切符を掴んだ。
県大会は、各地区を勝ち上がってきた男女共に57校が参加。男子は6区間(19・95キロ)、女子は5区間(12・48キロ)で競われた。同校は、陸上部だけでなく、サッカーやバスケットボール、バレーボール、剣道など複数の部活から健脚が集まり、40人ほどの選抜チームで臨んだ。
男子は、1区22位でスタートすると、2区の近藤寿樹さん(3年)が区間3位で快走し、3区で一時トップに躍り出る展開に。最終的に5位に入った。女子は、1区で14位、2区の西邑伊央さん(1年)が区間4位の好記録で順位をあげると、5区まで安定した走りで6位に入った。
男子部長を務めた田島大理さん(3年)は「市大会は不本意な結果だった。周りのレベルが高い中、みんなで勝ち取った結果なのでうれしい」と喜んだ。女子部長の戸倉悠里さん(3年)は「最初から県大会を目指してきた。そこで6位という結果は想像していなかったのでうれしい」と声を弾ませた。
顧問を務める國田健太郎教諭は「男女で入賞できたのは、3年生が頑張ってくれたことが大きい。短期で集まったが一体感のあるチーム。学校全体で応援してくれたのも大きな力になった」と部員と学校へ感謝する。学校の新たな歴史をつくったことを受け、田島さん、戸倉さんは「限界を決めずに、自分を信じて最後まで挑戦してほしい」と声をそろえ、後輩にエールを贈った。
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