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麻生区 教育

公開日:2022.12.02

麻生区の自然をポスターに
桐光学園高 松浦さん制作

  • ポスターを手にする松浦さん

 川崎市黒川青少年野外活動センターで11月23日に行われた「青空子ども会議」(麻生区地域教育会議主催)。同会議のポスターを制作したのが、桐光学園高校(栗木)3年生の松浦海斗さん=横浜市青葉区在住=だ。

 会場となる同センターや、じゃがいもを収穫する子どもたち、ピザ、緑や花、神奈川県の地図で麻生区を示し、SDGs(持続可能な17の開発目標)が色鮮やかに紹介されている。「『麻生の自然を考えよう』がテーマだったので自然を意識した。子どもたちはそれぞれ注目する点が異なると思うので、印象に残り、参加したいと思わせるような、にぎやかなものにしたかった」と制作意図を語る松浦さん。

 松浦さんは、祖父の影響で絵を描くのが好きになり、学校のポスター作りなどにも積極的に参加。中学3年生のときには、オックスフォード大学が主催する、読んだ本のポスターを制作するコンテストで最優秀賞を受賞。翌年も佳作に選ばれた経験を持つ。今回、同教育会議からの依頼を受けて制作することに。構想に1週間、色鉛筆で絵を描き始めて1週間で完成させた。

 大学は国際関係の学部に進学する。「これからも趣味として、絵を描き続けていきたい。自然・風景画が好きなので、自然の美しさを表せられるものを描いていきたい」と今後の作品づくりに意欲を見せた。

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