地域の市民団体と行政が協働して地域課題解決に向けた事業に取り組む「麻生区市民提案型協働事業」。今年度の事業がこのほど決定し、昨年度からの継続となる4事業が選ばれた。
今年度は、来年迎える川崎市市制100周年・全国都市緑化かわさきフェア推進に資する取り組みを重視。これから事業を始める、または始めたばかりの団体向けの「スタートコース」と、活動を拡大したい、または規模の大きい事業を行いたい団体向けの「ステップアップコース」の2コースで募集した。7件の応募の中から、4月にプレゼンテーションが行われ、昨年からの継続となる4事業が審査委員会によって選考された。
選ばれた事業は次の通り。【スタートコース】▽おか庭クラブ:岡上で花を育てながら地域のつながりづくりや、魅力発信を行う▽あさおホッププロジェクト:ホップの育成を通じて人と人のつながりや、緑と優しさがあふれる住みよい地域づくりを行う【ステップアップコース】▽麻生区SDGs推進隊:小中学生を対象に、SDGsについてより深く知ってもらい、シビックプライドの醸成、地域が持続していく仕組みに興味を持ってもらう活動を行う▽岡上地域グリーンツーリズム:農業体験や歴史探索ツアー、ブドウの苗木の配布・育成など、自然や歴史あふれる岡上地域の魅力発信、緑化促進を行う。
麻生区企画課では「今回、より具体的にアイデアがあるものが選ばれたのでは。来年度は、もっと多くの方に提案してもらえるような事業にしていきたい」と話した。
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