麻生区 社会
公開日:2023.07.21
健康意識が高いまち
データからみる麻生区
今年5月に公表された「市区町村別生命表」で、麻生区の平均寿命は男性が84歳、女性は89・2歳で男女共に日本一となった。同表は2000年から5年おきに公表されており、同一市区町村で男女が共に1位となったのは麻生区が初。
川崎市国民健康保険データヘルス計画(2016〜17)の標準化死亡比が、全国平均を100とした場合、麻生区は全死因で男性75・9、女性は77・9で、主要死因の悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患のいずれも低い数値を示している。これらの疾患に対しては、運動習慣を含めた生活習慣の改善(一次予防)、がんを含めた各種健診の受診(二次予防)、早期治療・慢性疾患の治療の継続(三次予防)が有効とされる。
市の高齢者実態調査によると「1日15分程度歩ける、歩いている」の割合が麻生区は市内で最も高く、介護予防の取り組みとして、バランスの良い食事や、口腔内のケア、友人や近隣との交流なども市内で一番高かった。またがん検診の定期的な受診についても、宮前区に次いで2番目に高い結果となっている。
区地域ケア推進課の藤原亮子課長は「日頃からの運動、食事に気をつけ、健診を受診している人が多い。体調に異変があれば早期に治療をすることが大切。区民の健康意識が高いことが要因になっているのでは」と分析。今後については「健康施策の推進と共に、地域の力を借りながらフレイルやロコモ予防を進め、認知症対策など健康寿命の延伸の対策にも力を入れていきたい」と目標を語った。
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