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公開日:2012.03.16
Jリーグ開幕川崎Fサポーター
新加入選手に熱視線
「今年こそ」タイトル獲得に期待の声
サッカーJ1の2012シーズンが3月10日に開幕した。川崎フロンターレ(以下、川崎F)はホーム等々力陸上競技場でアルビレックス新潟と対戦し、1対0で勝利した。開幕を待ちわびたフロンターレサポーターは、新加入選手に視線を注ぎ、「今年こそ」と、タイトル獲得に期待を寄せた。
選手たちは一新されたユニホームを着用して試合に臨んだ。
開幕を待ちわびた1万8920人のサポーターが会場を埋めた。青黒のユニホームを着た川崎Fサポーターはスタンドから「フロンターレ!」と大きな声援を送っていた。
サポーターの視線は新加入選手に注がれた。目黒区から息子と訪れた帯屋光希さんは「ジェシ選手はフロンターレでは珍しい守備の外国人だけど、本物だと思う」と語り、多摩区から駆けつけた佐藤さんは「森下選手はライン統率の時、すごく声を出していて気持ちが出ていた」と評価した。
試合は1対0でフロンターレが勝利すると、会場は大きな歓声に包まれた。
「去年とは違うチームで、良い意味でフロンターレみたいじゃなかった。試合は最高だったし、優勝が期待できる」と中原区在住の田村一樹さんは喜んだ。目の肥えたサポーターからは攻撃陣や選手間の連携を課題を挙げる声も聞かれたが「開幕戦は勝つことが大事」と概ね及第点を与え、タイトル獲得に期待を寄せていた。
桑田真澄さんが登場
始球式には元プロ野球選手の桑田真澄さん=写真右=が登場した。桑田さんは、現役時代につけていた「18」番の背番号が記された川崎Fのユニホームを着用し、始球式に臨んだ。
かつて野球でならした男性は「サッカーのユニホーム姿も似合っていた」と嬉しそうに語っていた。
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