市が2012年12月から改築工事を進めてきた等々力陸上競技場のメインスタンドが、3月14日(土)にリニューアルオープンする。翌15日(日)には市民向け見学会を開催。完成を待ち望んでいた市民にいよいよお披露目される。
新しくなったメインスタンドは高さ29メートルの6階建てで、観客席は工事前から4000席増の7495席となった。競技場全体の収容人数は2万7495人。観客席は一般席の他、テーブルを囲んで食事を楽しみながら観戦できるパーティーシートやペアシート、子ども連れで楽しめるファミリーシートなどといったバラエティーシートも導入し、楽しみ方のバリエーションを広げた。総工費は約79億3500万円。
グラウンド照明には、Jリーグ初となるLED照明を採用。消費電力を少なく抑え、環境にも配慮した。また、北側サイドスタンドに設置されている映像装置と同サイズの大型モニターを1基増やし、南側サイドスタンドの上層階に設置。ホームサポーターが観戦する北側スタンドからも映像を観ることが可能になった。
「こけら落とし」は3月14日(土)のJ1リーグ第2節川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸戦。市はその翌日の3月15日(日)に市民向け見学会を開催し、広くPRする。時間は午後1時から5時(受付は4時)まで。参加無料で事前申し込みは不要。担当者は、「当日はルートに沿って自由に見学していただき、普段はなかなか入ることのできない選手のロッカールームも見ていただけます」と話す。
リニューアルオープンに合わせ、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」とコラボレーションしたキャラクターのブロンズ像も設置する。ドラえもんやパーマン、ゴンスケなどを新メインスタンドのコンコース等のデッキ付近8カ所で見ることができる。
見学会等の問い合わせは市建設緑政局等々力緑地再編整備室(【電話】044・200・2408)へ。
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