ナショナルバスケットボールリーグ(NBL)のチャンピオンを決めるプレーオフファイナル第5戦が5日、国立代々木競技場で行われ、川崎市を拠点とする東芝ブレイブサンダース神奈川がアイシンシーホース三河に勝利し、2季ぶりに優勝の栄冠に輝いた。
NBL2015―16シーズンのチャンピオンを決めるプレーオフファイナルは、全5戦の3戦先勝方式で行われた。昨季王者の三河(レギュラーシーズン4位)は初戦、2戦目を先勝し王手をかけたものの、東芝神奈川(同3位)が3戦目を88対73で勝利すると、4戦目も勝利し逆王手をかけた。
最終戦は、東芝神奈川が第1・第2ピリオドをリードするも、三河が終盤に粘りを見せ息詰まる展開が続く。
しかし、この日20得点の辻直人選手やニック選手などの活躍で東芝神奈川が76対70と6点リードで逃げ切り勝利、3連勝で優勝に輝いた。13―14シーズンに初代王者に輝いてから、2季ぶりの王座奪還となった。
同チームの北卓也ヘッドコーチは「後がない中での3連勝でメンタルの成長を感じた。篠山竜青キャプテンを中心に選手が結束し、調子が良くなっていった」と振り返り、プレーオフMVPに輝いた辻選手は「(昨季王者の)アイシン三河に勝てたことは自信に繋がる。個人的にも様々なプレーができ、良い経験ができた」とコメントした。
ラゾーナ川崎で優勝報告会
川崎市は、かわさきスポーツパートナーである同チームの優勝報告会を6月13日(月)、ラゾーナ川崎ルーファ広場グランドステージで開催する。午後6時から。チアリーダーパフォーマンスや選手へのインタビューなどが行われる予定。
問い合わせは市民文化局市民スポーツ室(【電話】044・200・2257)。
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