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中川部屋、幸区で本格始動 「関取誕生と地域密着目指す」

スポーツ

掲載号:2017年10月6日号

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気持ちを新たにする中川親方(中央)、佐々木後援会長(左)と力士たち
気持ちを新たにする中川親方(中央)、佐々木後援会長(左)と力士たち

 大相撲中川部屋が幸区南加瀬に拠点を移し、先月下旬の秋場所終了後からファンの拡大に向けた地域活動を本格化させている。関取誕生と地域に愛される部屋づくりに向け、中川親方(元旭里)は意気込みを見せる。

 中川部屋は昨年10月、川崎区にあった春日山部屋の閉鎖を受けて誕生した。当初は川崎区大師河原にある20代春日山親方(春日富士=故人)が所有する施設を使っていたが、今年6月に幸区南加瀬に移転。名古屋場所終了後の7月下旬に稽古場が完成し、秋場所に臨んだ。

 現在、幕下の種子島をはじめ9人の力士が所属。秋場所ではこのうち5人が勝ち越した。「やっと落ち着いて稽古できる環境となった。力士たちはこれから力を発揮してくれるはず」と中川親方は期待を込める。一日も早い関取の誕生を目標に掲げ、将来の有望株の発掘にも力を注ぐ。

 秋場所終了後には、幸区役所へ表敬訪問。今月2日には、南加瀬町内会関係者を招き、ちゃんこパーティーを開くなど、ファンの拡大に向けての地域活動に力を注ぐ。「川崎との縁はなかったが人の温かさを実感している」と、中川親方は語る。現在は午前8時から10時30分頃まで実施する朝稽古が力士たちを間近で見られる機会。佐々木恵太同部屋東京後援会会長によると「力士と触れ合えるような機会を作り、地元川崎の後援会員を増やしていきたい」としている。

 部屋の入り口には、サッカーJ1の川崎フロンターレから寄贈されたのぼり旗が掲げられている。看板は12月に設置する予定で地鎮祭にあたる「土俵祭」も実施する。

のぼり旗が掲げられている部屋入口(左)と地域住民との交流する力士たち
のぼり旗が掲げられている部屋入口(左)と地域住民との交流する力士たち

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