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不登校・ひきこもり 親の会10団体で新組織 冊子発行、「語る場」提供へ

社会

掲載号:2020年3月13日号

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小冊子を手にする竹内代表
小冊子を手にする竹内代表

 不登校やひきこもりの子どもを持ち、孤立しがちな保護者を支援しようと、川崎市内で活動する親の会10団体が組織化。1月に「川崎不登校・ひきこもり親の会ネットワーク」(竹内春雄代表)を設立し、団体情報を盛り込んだ小冊子を作成した。情報を必要とする当事者や家族への周知を強化し、気軽に語り合える場を提供したい考えだ。

 80代の親が50代の子どもを支える「8050問題」など、深刻化が進む不登校やひきこもり。市内で支援にあたる親の会10団体が、1月に新組織を設立した。構成する会の活動は親同士の相談や交流、セミナーなどさまざま。これまで有志ボランティアによる運営が中心で、限定的だった情報伝達の範囲や手段へのてこ入れを図る。「必要な情報を届けきれていなかった」とメンバーの1人は課題を指摘する。

 より広範囲に情報が届くようにと、同組織は2月に各団体の連絡先などをまとめた小冊子を発行。高津区や中原区、麻生区の施設で各会が開いている講座情報を掲載。竹内代表は「市内全体でいつでも相談ができるような環境にしたい」と抱負を語り、ボランティア参加者が増える相乗効果にも期待を寄せる。

 活動資金として、先月には「かわさき市民公益活動助成金」を市に申請。承認されれば、ウェブサイトを夏までに公開するほか、小冊子を増刷し公的機関への設置を目指す。

 不登校やひきこもりに対し、市ではカウンセリングなどの支援にも力を入れる。「長い順番待ちや、親が責められ窮屈さを感じることで参加をちゅうちょしてしまう人も多い」と竹内代表。「最終的な受け皿を我々が担っている。親が元気になれば子どもは元気になる」と打ち明ける。

 各会主催の相談会や講座は、高津区(高津子ども文化センター、すくらむ21ほか)、中原区(かわさき市民活動センター、エポックなかはら)、麻生区(麻生市民館、新百合ケ丘21ビルほか)などで開催。同組織への問い合わせは竹内代表(【電話】090・3692・6996)が受け付けている。

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