神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2021年11月19日 エリアトップへ

幸警察署 事故・詐欺防止へ連携 第一生命、外郭2団体と協定

社会

公開:2021年11月19日

  • LINE
  • hatena
協定書を手にする佐々木会長、山本支社長、横田署長、中川会長(左から)
協定書を手にする佐々木会長、山本支社長、横田署長、中川会長(左から)

 交通事故や詐欺被害防止に向けた啓発活動を強化しようと、幸警察署が第一生命(株)川崎支社と連携した取り組みを始める。外郭2団体を含めた4者による協定を11月12日に締結。同社の外交員らが顧客訪問時にチラシを配るなどしてより広く情報発信していく。

 協定を結んだのは、幸警察署(横田和道署長)、第一生命(株)川崎支社(幸区堀川町・山本伊知郎支社長)、幸防犯協会(佐々木靖二会長)、幸交通安全協会(中川潔会長)。警察・防犯・同社での3者協定は市内でも例があるが、交通安全協会を含めた4者連携は神奈川県内初となる。

 コロナ禍でキャンペーンや町内会自治会への講話などの機会が減少し、同署が啓発に苦戦する中、地域貢献の一環として第一生命から協力の申し出があった。12日、同署で行われた締結式で横田署長は「犯罪被害や交通事故の未然防止に大きな一歩。大変心強い」とあいさつ。山本支社長は「幸区は支社の所在地。より地域に根差し、安全安心のまちづくりを共に進めていければ」と意欲を見せる。

 同署や各団体が作る防犯チラシやグッズを保険外交員が戸別訪問時などに顧客に手渡す。同署は随時、詐欺の手口や事故発生状況などを同社に提供することでより即時的に住民に情報を発信し、事故や犯罪被害を未然に防ぎたい考えだ。

官民一体で態勢強化

 幸警察署管轄内の1月からの交通事故発生件数は、10月末時点で227件(前年比13件増)。中でも自転車事故が78件(同13件増)で全体の3割以上を占める。交通安全協会の中川会長は「日ごろから自転車事故防止に向けて活動しているが、いまだマナーを守らない人も多い。より一層の啓発が必要」と話し、官民一体での取り組みに期待を寄せる。

 横田署長は「市民の安全を守るためにも、住民に直接働きかける機会が増えるのはありがたい」と話した。

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

公示価格、上昇幅が拡大

公示価格、上昇幅が拡大

川崎区は商業地が8%以上

4月5日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook