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公開日：2022.12.16
大師公園
瀋秀園から多文化発信
18日、開園35周年記念で
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色鮮やかな瀋秀園
川崎区の大師公園で「大師公園クリスマス音フェスタ２０２２」が12月18日（日）に開催される。同公園内の中国庭園「瀋秀園」の開園35周年を記念したイベント。「スポーツ、音楽、飲食などでクリスマス気分と多様な文化を体感して」と企画担当者は呼びかける。
川崎大師周辺は多国籍の人が在住している地域なので、色々な垣根を超えたコミュニケーションの場を創出したいと担当者は開催意図を語る。「富士見・中島ソーシャルデザインセンター（ＳＤＣ）」のモデル事業で、地域の人たちと作り上げていくイベントでもある。ＳＤＣとは市民活動の橋渡し役を担う組織。同ＳＤＣは総合川崎臨港病院（渡邊嘉行理事長）とファンズスポーツクラブ川崎（井上秀憲理事長）で構成される。
瀋秀園内をメイン会場とし、ステージではご当地アイドルの川崎純情小町☆、川崎出身のレゲエシンガーＧＯＳＴさんをはじめ、ジャズやＪ―ＰＯＰアーティストが、クリスマスの楽曲を交え会場を盛り上げる。ほかにも落語（日本）、ジャンベ（アフリカの太鼓）でリズム遊び、二胡（中国の弦楽器）演奏など多国籍なパフォーマンスが披露される。ステージの模様は「入院している子どもたちにもクリスマスを楽しんでもらいたい」とＹｏｕＴｕｂｅ配信を行う。地域のママさんたちによるクラフトワーク教室も開く。
大師球場ではサッカー教室、ストリートサッカー、フットゴルフ、バレーボールの体験会を実施。瀋秀園の周辺では屋台やキッチンカーによる飲食も楽しめる。
開催時間は午前10時から午後４時。入場無料。荒天中止。
瀋秀園は１９８７年に中国の瀋陽市から川崎市との友好都市提携５周年を記念して贈られた中国庭園。中国伝統の自然山水庭園で広さは４３００平方メートル。色鮮やかな建築物、草木、築山、石、滝などで中国ムードを満喫でき、秋の紅葉をはじめ四季折々の植物も楽しめる。最近はコスプレをした人たちの撮影場所としても人気を博す。
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