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公開日:2023.11.03

臨港中学校
平和学習の集大成披露
思いつないだ作品、文化祭で

  • 原画を描いた子安さん(右)と実行委員の兼平さん

 川崎市立臨港中学校(迫田しの校長)の文化祭が10月21日に開催され、3年生が取り組んできた「キッズゲルニカ」の絵が展示された。平和学習の一環で制作し、大きさは縦3・5メートル、横7・8メートルに及ぶ。

 1年生から「戦争」というものを知ることから始め、校外学習では戦時中に弾薬庫として使用されていた跡が残るこどもの国(横浜市青葉区)を訪れるなど、平和学習を行ってきた。今年5月には修学旅行で広島を訪れ、原爆ドームや資料館で戦争の悲惨さを肌で感じた。自分たちにできることを考えるきっかけになったという。

 平和学習の集大成として、ピカソの代表作『ゲルニカ』にちなんで子どもたちが平和への思いを描く「キッズゲルニカ」を行うことに。3年生が1人1枚描いた原画約180作品の中から、子安咲結(さゆ)さん(14)の作品が投票により選ばれた。「植物と動物の共存」をテーマに、互いに手を取り助け合って生きていくことの大切さを表現した。

 制作期間は約1カ月。3年生全員で協力し、A4サイズの絵を480枚つなぎ合わせて制作した。文化祭でのお披露目を目標に、タイトなスケジュールの中で各クラスの立候補者で組織された実行委員会のメンバーが中心となり進めた。実行委員の兼平珠希さん(14)は「A4の紙を貼り合わせて1つの作品にするので、つなぎ目を合わせて色を統一させることが難しかった」と苦労を明かす。

 完成した作品を見たときは、想像以上の大きさに驚く声が多く上がったという。子安さんは「自分が作品に込めた『共存』や『助け合い』という思いがしっかりと表現できて達成感を感じている」と笑顔を見せた。

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