川崎市議会の新本庁舎移転後、初めての議会定例会が11月27日から始まった。議会初日には議場開場式が行われ、川崎市消防音楽隊による演奏にあわせて市議が入場した。みゆき幼稚園園児は『ぞうさん』や『世界中のこどもたちが』などを合唱し、新しい議場の始まりを祝った。
あいさつに立った青木功雄議長は「不易流行」の言葉を引用。「5年後、10年後、20年後の川崎市がどうなっているか、リアリティーをもって議論して明日の川崎市をつくる議場になれたら」と抱負を述べた。福田紀彦市長は復興から当時の議員、市長、職員が幾多の困難を乗り越えながら二元代表の責務を果たした歴史に思いを馳せた。「新しい議場が完成しその初日を迎えていることに改めて新鮮な緊張と身の引き締まる思いがする。『新しい酒は新しい皮袋に盛れ』という言葉があるように、スピード感をもって市民の付託に応える」と決意を込めた。
来賓あいさつでは地元代表の斎藤文夫氏が登壇。「豊かな川崎をつくるべく、議論の中心である(新しい議場が完成したことは)この上ない喜びで力強い限り。党派を超えて川崎のためによりよい市民のための政治を実現していただきたい」と期待を寄せた。来賓には、持田和夫川崎市全町内会連合会会長、草壁悟朗川崎商工会議所会頭も出席した。
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