自動車販売の「ウエインズトヨタ神奈川」が、店舗の空きスペースを、子ども食堂へ寄付される食料の一時保管場所として提供している。現在7店舗が協力し、今後さらに2店舗も取り組みに参加する予定だ。11月24日には川崎区の川崎日進店(鶴見哲也店長)で保管している食料を子ども食堂に配る作業が行われた。
子ども食堂を巡っては、食料の寄付が増える一方、寄付された食料の保管場所が確保できないことが課題の一つになっている。こうした中、同社が一時保管場所として店舗の空きスペースの提供を申し出た。オフィシャルパートナーを務めるサッカーJ1・川崎フロンターレが昨年8月から、本格的に「かわさきこども食堂ネットーワーク」への支援を開始。その活動に賛同し、スペースを提供することになった。同ネットワークを通して、寄付された食料を各子ども食堂へ受け渡す際の拠点となっている。
支援に参画するにあたり、小田原市で栽培され、同社が流通の支援や田植え、稲刈りを行う「めだか米」を同ネットワークへ寄付。11月24日には川崎区の川崎日進店で、同じく川崎フロンターレのパートナー企業であるロッテから寄付された「コアラのマーチ」と「キシリトールガム」とともに、近隣の子ども食堂へ贈った。
子ども食堂の関係者からは「土日でも食料を受け取ることができ、駐車スペースが十分に確保されている点などが作業の円滑化に繋がる」と喜びの声が寄せられている。
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