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川崎区・幸区 社会

公開日:2026.08.14

夢見ケ崎動物園 餌の残さが名産品に 官民連携で「循環」モデル

  • 会見に登壇した関係者

    会見に登壇した関係者

  • コンポストに残さをいれる担当者

    コンポストに残さをいれる担当者

 川崎市と三菱化工機(株)(幸区堀川町)は、7月27日、夢見ヶ崎動物公園で餌の残さを有効活用する地域循環モデル「夢見ケ崎プロジェクト」を発表した。

 動物の餌の残さを堆肥化できるコンポストを7月上旬から園内に設置。できた肥料を活用し、ビールや和菓子などの地元ブランドを開発し販売。収益の一部を同動物園へ還元し「循環」させることを目指す官民が一体となった取り組みだ。加えて残さを焼却しないため、CO2の削減にもつながることとなる。

 すでにプロジェクトは進んでおり、同動物園で過ごす51種類278頭の動物から1日あたり約12kg出る残さを堆肥化し、幸区日吉出張所ではビールの原材料となるホップを、北加瀬こども文化センターではハーブの一種、レモングラスを栽培している。

 収穫後は、地元企業の「元祖ニュータンタンメン本舗」や「菓寮東照」、「東海道BEER」が商品を開発。11月1日に開催される市の地域活性イベント「Colors,Future! Summit」で披露される予定だ。

 なお、PRは、川崎のグルメインフルエンサーである「たくぽん」さんや、プロダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」など、川崎にゆかりのある人物や団体が担っていく。

 同社と川崎市はこのプロジェクトに先駆けて「川崎市における循環型社会の実現に関する連携協定」を締結。会見で福田紀彦市長は「川崎発の循環型社会にしていきたい」と意気込みを述べ、田中利一代表取締役は「地域と共創、共生し、資源の有効活用を目指す」と力強く語った。

 なお、同社はこれまでも市内で水素技術を用いてCO2排出ゼロで料理が提供できる仕組みに取り組んでいる。

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