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川崎区・幸区 社会

公開日:2026.09.25

高専との「共存」訴え 総合科学同窓会が署名活動

  • 開校当時のパンフレットを手に持つ井田会長

    開校当時のパンフレットを手に持つ井田会長

 川崎総合科学高校(幸区小向仲野町)が2029年度をもって廃止となることに対し、同校の同窓会(井田智也会長)が異議を唱え、川崎市との対話を求める署名活動を行っている。

 発端は8月21日の市議会文教委員会。市立高校の再編と高等専門学校(高専)の新設に伴い、同校が廃止されるのが明らかになった。「市から学校に対して事前の連絡もなく、まさに青天の霹靂だった」と井田会長は振り返る。その後、保護者から学校に問い合わせが殺到。動揺は生徒たちにも広がり、学校規模が縮小して部活動などが十分にできなくなるのではないかという懸念が生じているという。29日の学校運営会議で署名活動の実施を決め、9月1日から紙とオンラインでスタート。現在約1000筆を集めている。

対話の場求め

 今後全国で新設が予定されている愛知や福岡などの高専は、高校の併設が基本路線となっていることから、同会は「高校との共存は可能」と訴える。「高専の新設に反対しているわけではない。今まで通り高校がある方が高専だけではカバーできない電気や建設などの人材育成につながるはず」と話し、市との対話の場を求めている。

 市は12月にパブリックコメントを募集する予定。同会はそれまでに、集めた署名を市議会に提出するとしている。署名活動の詳細は同会のウェブサイト。

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