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川崎区・幸区 社会

公開日:2026.09.18

「GX戦略地域」に正式認定 川崎臨海部 再生型で全国初

 川崎市は9月11日、臨海部で進める脱炭素と経済成長の両立に向けた取り組みが、国の「GX(グリーントランスフォーメーション)戦略地域」に正式認定されたと発表した。「コンビナート等再生型」の第1弾として全国初の選定となる。今年4月に国の「有望地域」に選ばれて以降、市はJFEホールディングスなどと連携し、支援計画を練り上げてきた。

 認定を受け、福田紀彦市長は「認定を追い風として土地利用転換の早期実現に向けた取り組みを一層推進したい。川崎臨海部から世界で戦える新たな産業が次々と創出されていくことを心から楽しみにしている」と期待を寄せた。

 同制度はコンビナート跡地などを核に新産業の集積を目指す国の施策。認定エリアは臨海部の約2800ヘクタールに及ぶ。指定により、老朽設備の撤去費や電気・水道などの産業インフラ整備への補助、規制緩和といった一体的な支援を受けられる。

 南渡田地区では研究開発から量産までを一気通貫で支える拠点を整備し、既存工場のリノベーションなどを進めて2027年度中のまちびらきを目指す。扇島地区での水素サプライチェーン構築や水江町地区での廃プラスチックリサイクルなど、各地区で脱炭素拠点の形成を加速させる。市は民間企業や金融機関で組織するコンソーシアムと連携し、強固なバリューチェーンの構築を急ぐ方針だ。

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