サンゴのようなピンクの花が開花―。
中国料理「道」(中央区青葉)では先月、50年近く丹精込めて育ててきた観音竹に花が咲いた。店主の磯ヶ谷さんによれば「これまで育ててきたけれど、花がついたのは初めて」とのこと。花が付くこともあると聞いたことはあったものの見たのは初めてだったので、最初は花かどうかもわからなかったと説明した。
観音竹は中国南部などが原産。「竹」の名はついているがヤシ科の植物で、福を呼ぶ縁起の良い観葉植物として、祝い事への贈り物となることも多い。
磯ヶ谷さん宅の観音竹は、両親が結婚した際の記念として購入したもの。一度は枯れかけたこともあったが、丹念に世話をし、再生させた経緯もある。「花が咲くことはとても珍しいと思う。良いことがあるんじゃないかって家族で話していたんです」と磯ヶ谷さんは笑顔で話していた。なお、花のピンク色は3〜4日で褪せ、その後は黄色くなったという。
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アゴラ春号5月3日 |
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