放射性セシウムを含む稲ワラを与えられた牛の肉をめぐり、ここまでのところ、福島県の一部家畜農家や新潟県から、卸売業者を経てその一部が出荷され、市内でも流通していることがわかっている(今月21日時点)。
流通元の自治体(新潟県)からの調査によると、こうした牛肉が長岡市営食肉センターから長岡市の卸売業者や相模原市内の卸売業者を経て、市内の5店舗(販売店4店、飲食店1店)に出回り、販売された。
一方、事業者からの自主報告では、東京都立芝浦と場から長岡市の卸売業者、相模原市内の卸売業者を経て、市内の1店舗(販売店)に流れたことが判明している。いずれも肉は売り切れたため、現在販売されていない。再検査についても対象の肉の残品がないため、実施されていないという。これで、同様の肉が市内で販売された事例は現時点(同21日)で9件となった。
冷静な対応を
相模原市健康福祉局保健所生活衛生課では、万が一今回のような国が定める暫定規制値を超えた肉を食べたとしても、健康上の問題はないとの見解を示しており、「わかる範囲でご質問にお答えし、冷静な対応を促しています」と話している。
今回の牛肉についての詳細および問い合わせは同衛生課【電話】042・769・9234へ。
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