矢部在住の神谷さんが優秀賞 中央区の歌 歌詞が決定
中央区魅力発信実行委員会が取り組む「中央区の歌(イメージソング)」の歌詞の最終選考がこのたび行われ、矢部在住の神谷由紀子さん(71)の作品が優秀賞に選ばれた。
同委員会では、区の魅力づくり事業として広く区民に親しまれるような中央区の歌づくりに取り組んでいる。今回は第1弾として歌詞のフレーズを募集。選考の結果、全133点の応募作品の中から受賞作品が決まった。
神谷さんは3歳の頃から相模原市に在住。相模原市市民短歌会に所属し、現在は編集委員を務めている。
応募のきっかけは2011年の東日本大震災。被害の大きさにショックを受け、「近所の人たちと繋がっていることが大事」と共助の大切さに改めて気づかされた。そんな折、区民の一体感や区民意識の醸成を目的にした同事業を知り、言葉の持つ力で区民を繋げたいと心が動いた。
制作した歌詞には、「桜まつりの楽しさよ」「水面が光る相模川」など、昔子どもを連れて遊びに行っていたころの思い出や、相模原に対する思いが綴られている。
神谷さんは「これはできあがった歌詞ではなく、こうあって欲しいという希望を込めたもの。区民の皆様に届いてほしい」と話している。
このほか、優秀賞に準ずる作品を選ぶ特別賞は、大阪府在住の小島ひろ美さんに授与された。
今後同委員会では、優秀賞作品に対し楽曲制作を進めていく。「中央区の歌」は、2014年秋に区内で開催されるイベントで発表予定。
問い合わせは市地域政策課【電話】042・769・9801境田さんへ。
「希望を込めた」
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