医療法人社団仁和会(伊藤良仁理事長)は、2012年から進めてきた改築工事の1期目が4月に完了したのを受け、6月1日付けで同会が運営する旧相模原伊藤病院を「さがみ仁和会病院」(相模原4の11の4)に改称。装いも新たに開院した。
1968年病院開設
旧相模原伊藤病院は1968年に西門交差点そばに開設。これまで内科・外科・整形外科・リハビリを診療科目とし、主に外科医療を中心に、初期治療から手術、リハビリテーション、社会復帰に至るまで、一貫した医療を提供できる体制を整えてきた。併設する介護老人保健施設ときは退院後、リハビリや社会復帰をめざす施設として運営され、総合的な医療介護としても注目された。
施設整備のさらなる必要性が生じたことで2012年、2度目の改築(1972年に手術・外来棟を増築)を実施。工事中は別病棟で診療を行ってきた。加えて同会では、改築を契機に病院名改称に踏み切り、公共性の高さを重視し、運営する仁和会の名と、地域性を考慮し、さがみを頭に加えた「さがみ仁和会病院」を新病院名に決めた。
設備面も充実
リニューアルされた同院はLED照明を採用し、より明るくなったほか、7階にガラス張りで広々とした喫茶フロア、6階に新装したリハビリ施設、手術室を備えた。現在の病床数は63床だが、2期工事完了時には84床となる見通し。完了は2016年8月を予定している。
同病院が新スタートを切ったのを受けて、伊藤理事長は「地域に根ざし、質の良い医療、介護を引き続き提供していきたい。職員一同、これからも努力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします」と話している。
病院に関する詳細および問い合わせは【電話】042・755・2133へ。同院のホームページからも確認できる。
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アゴラ春号5月3日 |
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