区内淵野辺に練習拠点を構える青山学院大学硬式野球部は14日から3日間、中央大学との東都大学野球春季リーグ1部・2部の入替戦に挑み、3試合の合計1勝2敗で、4季ぶりの1部昇格を逃した。
同部は大リーグでも活躍した井口資仁選手(現・千葉ロッテマリーンズ)らを輩出した名門野球部の一つだが、2014年秋の入替戦で敗れ、2部に降格。15年度は春秋ともに上位に食い込めず昇格には届かなかったが、今春は岡野祐一郎、近藤卓也の両投手が安定した投球でチームを牽引すると、優勝を果たし、入替戦への切符を手にした。
14日に行われた入替戦の1回戦は、初回に3点の先制を許す苦しい展開だったが、7・8回に打線が奮起し、逆転勝利。そのまま波に乗りたい青学ナインだったが、2・3回戦ともに相手投手に打線を封じられ、両試合を通じ1点も奪えず、2連敗で1部昇格を逃した。