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新郎新婦を桜も祝福 桜まつりで独自結婚式

社会

公開:2017年4月13日

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挙式を挙げ多くの人から祝福を受けた小野夫妻(左)と江成夫妻
挙式を挙げ多くの人から祝福を受けた小野夫妻(左)と江成夫妻

 桜まつりが盛り上がりを見せた1日・2日、会場では市内在住の夫婦らによる結婚式がとり行われた。さくら通りをウェディングロードに、式は産業会館で実施。桜まつりの観客は突然の新郎新婦の登場に驚きつつも祝福し、挙式を盛りあげた。

 昨今は晩婚化や女性の社会進出による多忙、経済的な理由など様々な事情から、入籍しても結婚式や披露宴を挙げない「ナシ婚」を選択する人が増えているという。「自分たちだけでの結婚ではない。周りの人に祝ってもらい、見守られてこその結婚。式は良い思い出としてぜひ挙げて欲しい」と話すのはウェディングコンサルタントの小室美知子さん(株式会社ドゥーマリ代表)。相模原ならではの結婚式で地域貢献ができないかと今回の結婚式を企画した。会場費など挙式にかかわる費用は同社が負担。年齢は問わず、挙式をまだ行っていない人を対象にフェイスブックで呼びかけ、多数の応募者から選考の末、市内在住の2組の夫婦の挙式が決定した。

「温かい声援」観客に感謝

 1日に挙式を行ったのは緑区元橋本町在住の小野義幸さん・寿江さん夫妻。結婚20年目の節目の年に今回の企画を知り、応募した。10代で結婚、式はタイミングを逃していたという寿江さんは「道行く人がおめでとうと声をかけてくれたり、出店の人がフルーツを差し入れしてくれたりと、『地元の温かさ』を感じました。嬉しかったですね」と振り返る。「応募の時はなんだか恥ずかしくて息子には内緒にしていたんですが、息子も楽しんでくれたようでよかったです」。一方、2日に式を挙げたのは入籍4年目になる上溝在住の江成康次さん・汐里さん夫妻。一人で3人の子どもを育ててきた新婦の母・大芦弘美さんが応募した。「娘の花嫁姿が見たかったけれど、式の援助もできなかった」と経緯を話し、「今回は、市民の皆さんもお祝いしてくれてこんなに素敵な結婚式が挙げられた。幸せな家庭を続けてほしい。関係者の皆さまにも感謝しています」と笑顔で振り返った。

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