さがみはら中央区 文化
公開日:2018.01.25
共にめざす「アマ日本一」
将棋 県代表に区内2人
将棋のアマチュア大会の一つ「第40回全国アマチュア将棋レーティング選手権神奈川県予選会」が昨年末に平塚市で行われ、共に区内在住の菅野倫太郎さん(28)と浅倉孝幸さん(24)が県の代表として勝ち残り、今年5月に行われる全国大会への挑戦権を手にした。
同大会は日本アマチュア将棋連盟主催の大会。県予選には26人の選手が参加し、2つの県代表の枠を争った。2人によると、アマチュア将棋において神奈川県は全国でも最もレベルの高いエリアで、予選を勝ち抜くのは容易ではないとされる。
予選では2人とも4局を刺し、揃って4局目が最大の山場だった。菅野さんは苦しい展開ながら、何とか千日手からの差し直しに持ち込むと、最後は踏ん張り勝利を挙げた。一方、浅倉さんは序盤攻め急いだこともあり窮地に立たされることもあったが、終盤の粘りで挽回。県の代表を勝ち取り、全国の予選を勝ち上がった約60人が参加する全国大会へと駒を進めた。
2人は幼い頃、史上初の永世七冠を手にした羽生善治竜王も小学生時代に通った「八王子将棋クラブ」に所属し、よく知る仲。かつてはプロ棋士の養成機関とされる「奨励会」にも所属し腕を磨いていたが、浅倉さんは高校2年生、菅野さんは26歳で「奨励会」を離れ、現在は仕事の傍らアマチュア棋士として活動している。
浅倉さんは大学時代に学生日本一を経験しているが、一般の部で全国を制したことはない。菅野さんも全国大会への出場経験はあるが、頂点を極めたことがなく、2人共「アマチュア日本一をめざしたい」と5月に幕を明ける全国大会へ意気込みを見せる。
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