中学生硬式野球チーム「相模ボーイズ」(以下相模)は6月23日、日本少年野球選手権神奈川大会の決勝戦で泉中央ボーイズ(横浜市)に7対3で勝利し優勝を果たした。相模は5年ぶりに同大会を制覇し、全国大会への切符を手にした。
6月初旬に開幕した同大会。相模は1・2回戦を難なく勝ち上がったが、3回戦は相手とともに天候との闘いとなった。お互い無得点で3回を終えるも、試合は降雨により一時中断。30分後、試合は再開されると守備についた相模は1点を献上してしまう。4回雨天コールド負けの可能性もある中、攻撃に転じた相模は相手のワイルドピッチなどで逆転。試合は雨天コールドとなり、相模が準決勝に駒を進めた。
準決勝は湘南ボーイズ相手に「打撃力より攻撃力」をテーマとする相模が持ち味を発揮。7回までに4点を奪われるも、2アウトから粘りを見せ7回裏で同点に。最終回にはランナー2塁・3塁の状態でセーフティーバントを成功させ、劇的なサヨナラ勝利を収めた。
そして迎えた決勝戦。岩永一志総監督から「近年で一番弱い」と評されていた相模ナインが奮起する。最速131kmの相手好投手に対しても打ち負けることなく、初回から得点を重ねる。投げては3投手による継投で3失点に抑え、頂点に輝いた。
岩永総監督は「大会を通じて選手は本当に成長してくれた」とナインを労った。全国大会は8月に大阪で開催される。
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