約1カ月の中断を終え、SC相模原は9月2日(日)のガイナーレ鳥取戦からリーグ戦の再開を迎える。今季J3リーグは大混戦。現在、4位ガンバ大阪U―23から10位のSCまで勝ち点差はわずか6。2試合消化試合の少ないSCにとって、上位進出は決して手の届かない目標ではない。今季から指揮を執る西ヶ谷隆之監督は上位進出のポイントに「接戦を制し勝ち切る力」をあげる。
SCはここまで17試合を消化し6勝5分6敗。5節・鳥取戦、13節・琉球戦以外の負け試合は1点差の接戦。西ヶ谷監督は「最後のところで攻守のバランスが崩れたり、メンタル的部分の細かな差が勝敗を分けている。引分けを2試合でも勝ちに繋げれば順位もだいぶ変わる」と分析する。
昨季SCは「守高攻低」だったが、今季は真逆。得点はリーグ3位の29点をあげながら、失点はワースト3位の27点。現在、リーグ単独得点王のFWジョン・ガブリエルが13得点をあげ、MF谷澤達也も6得点をあげる活躍。得点「0」の試合はここまで1試合もない。ある程度得点の計算が立つ状況なだけに、全員で守備意識を高め、新・守護神の座に就くGK田中雄大を中心に粘り強く守り、拮抗した試合で勝ち点を拾っていくことが重要だ。
西ヶ谷監督は目の前の試合に向き合うことを重視し、明確な順位目標をあえて立てていない。残り15試合でどこまで登り詰められるか。記録的な暑さだった今夏より、「アツい」試合を期待したい。
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