エースFWジョン・ガブリエルが今季は絶好調だ。中断前、13節から出場した6試合で7得点をあげる活躍。来日2年目で「量産態勢」に入った。ジョンの活躍はチームの「希望」となり、後半戦も攻撃陣を牽引する。
J3最多得点
今季リーグ開始前にジョンが語った目標は昨季の7得点を上回る「10得点」。前半17試合を終えた現在、すでに目標を超える13得点をあげ、J3単独得点王に輝く。文字通りエースとして「結果」で期待に応えている。前半戦を振り返り「去年からプレーし、チームメイトが自分の特長を理解し生かしてくれた結果」と謙遜。献身的な守備もいとわず、チームプレーを重視するジョンらしく仲間の貢献を称える。そして「得点はできていたが、相手ディフェンスの質が高くプレーさせてもらえないこともあり、全体的には難しかった」と決して満足していない。
今季、ジョン自身は第2節で初ゴールをあげるなど好調な滑り出しを見せた。しかし、チームとしては厳しいスタートとなり、一時は最下位に沈んだ。光がさしたのは第6節のギラヴァンツ北九州戦。攻撃陣が奮起し、4対0で完封勝利を収めた。ジョンも4点目をあげチームに貢献。この一戦を機にチームの調子は上向きに。「時間はかかったが、チームとして取り組んだことが形になり、結果が出ていると思う」
「チャンスは逃さない」
来日2年目。昨年は母国とは異なる気候など慣れないことも多かったが、日本での生活にも馴染んできた。「いつでもマイホームにいるような落ち着いた気持ちで臨めるようになった」。ピッチ外での変化も今期の好調なプレーに繋がっている。
9月2日から始まる後半戦。現在のチーム状況についてジョンは「中断前は特に良い状態だったが、今も全体の雰囲気は良い」と捉える。勝ち点差の少ない上位陣への追撃については、ホームでしっかりと勝ち点3をあげることはもちろん、アウェーでもできるだけポイントを取ることが重要になって来ると考える。
後半戦に向け、ジョン自身は「前でボールをキープするという自分のスタイルを生かし、チャンスは逃さずゴールを決めたい」と意気込む。22歳のブラジル人FWが中心となり、上位への巻き返しを見せてくれるに違いない。
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