さがみはら中央区版 掲載号:2018年9月6日号
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ミュージカル女優・篠崎さん(上溝在住) レ・ミゼ出演 憧れが現実に 「夢は叶う。私がそうだったように」

文化

「もっと成長し続けたい」と話す篠崎さん=8月28日、上溝駅近くの店で
「もっと成長し続けたい」と話す篠崎さん=8月28日、上溝駅近くの店で
 ミュージカルの金字塔「レ・ミゼラブル」。1年前、一人のミュージカル女優がその舞台に立った。それは、15年越しの夢を叶えた瞬間だった―。

 上溝生まれの篠崎未伶雅さん。現在、大手芸能事務所・東宝芸能に所属する29歳で、ミュージカルや舞台、ライブ出演など多方面で活躍している。

 ミュージカルに興味を持ったのは小学5年の頃、劇団四季の「ライオンキング」を観たことがきっかけ。その華麗なる世界に感銘を受けた篠崎さんは、進路を決める中学2年時、帝国劇場ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観たことで歩む道を決心する。「将来はミュージカル女優になって、レ・ミゼに出たい」

 中学卒業後、演劇の理解を深めるべく関東国際高等学校演劇科に進学。ダンスや演技レッスンのほか、先輩が公演する際にはスタッフとして衣装作りにも携わった。高校時代を振り返り篠崎さんは、「演出家の先生に厳しく怒られた。人への感謝の気持ちや礼儀作法なども教えていただいた」と話す。当時は、夜遅く帰宅し早朝に家を出る毎日。一方でこれらの経験が、精神的、肉体的に辛い時期でも「がむしゃらに突き進む」今の自分を作り上げたという。

涙の本公演

 念願の初舞台は、沖縄戦での学徒隊を描いたミュージカル「ひめゆり」。厳しいオーディションを勝ち抜き、一つの目標を叶えた篠崎さんはその後、立て続けにミュージカルに出演。2013年には、「レ・ミゼラブル」で主人公ジャン・バルジャンを演じた福井晶一さんの付き人となり、裏方への感謝の気持ちや謙虚であることの大切さなどを改めて学んだ。こうして数々の舞台や経験を踏んだ篠崎さんはついに17年、あきらめかけていた夢をもつかむ。「レ・ミゼラブル本公演出演」。出演が決まった際は家族に泣きながら報告、涙を流し喜んでくれた友人もいたという。「ありきたりな言葉だけど、あきらめなければ絶対に夢は叶う。だって私が叶ったから」。本公演初日までは自分が出演することに現実味がなく、不安な気持ちでいっぱいだったが、カーテンコールでは感極まり大号泣。主役の福井さんからも「おめでとう」と声を掛けられた。

「もっとできる」

 そして今年1月、来年の「レ・ミゼラブル」への出演が公式決定。「いつまでも目の前にそびえ立ち、自分を成長させてくれる作品」と形容した憧れの舞台への2度目の出演が決まり、篠崎さんは「前回はまず作品を理解することで精一杯だった。次は理解した上で大きく表現できるように、『壁を越えた』としっかり自分自身で自覚したい」と意を決した。

 現在、9月26日から始まるブロードウェイ・ミュージカル「ゴッドスペル」への出演へ向け稽古に励む篠崎さん。当面の目標は「早く結婚したい」としながら、「今の自分は何点か」の問いに、苦笑いを浮かべながらこう答えた。「30点。自信はないけど、もっとできると思うから。これからも自分のやりたいことを大事にしたいし、好きな舞台に出続けていたい」

有志メンバーによる「ミュージカルライブ」に出演する篠崎さん
有志メンバーによる「ミュージカルライブ」に出演する篠崎さん

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