アユ漁期を延長するための調査を目的に、相模川水系では特別採捕が実施されることになった。調査期間は10月15日から10月31日までで、5年間にわたって行う。これにより漁業振興のほか、流域のさらなる経済活性化が期待される。
県はこれまで1月1日から5月31日、10月15日から11月30日をアユの禁漁期間と定めている。こうした中、禁漁期間の見直しを求める陳情が長年提出されていることから、県は相模川上流での漁がアユの成長の妨げにならないものと判断。禁漁期間の見直しへ向け、調査目的として特別採捕の措置を取った。漁法は友釣りで、区域は主に友釣り専用区(大島・小倉・葉山島地区、高田橋下、石切り場、昭和橋付近など)。特別採捕が決まったのを受け、約1000人の登録(現在は終了)があった。
今回の措置について、アユ釣り師のコミュニティサイト「鮎釣りGО」を運営する平野和之さんは「全国の事例を見て解禁を早めるべきだ」と話している。
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