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さがみはら中央区 経済

公開日:2019.04.11

自動車産業を支える
ダドコジャパン株式会社(上溝)

  • 自社製品を手に持つ尾島社長(左)

 車などを製造する過程で使われる、金型部品を成形する機械の動力源「窒素ガススプリング」。密閉されたチューブに窒素ガスを充填して、一端から突き出たピストンロッドの出入りによって機械を動かす。同製品のメーカーであるダドコ。取扱は約2000種に上り、業界では世界2番手のシェアを誇る。

 本社は北米で1958年に創業。現在、北米、南米、ヨーロッパ、アジアに拠点を置く10社のグループカンパニーで構成される。ダドコジャパンは2年前に日本における事業拡大の新拠点として設立。「産業の町、相模原からアクセスしていく」という思いを込めて選ばれたという。主な取引先はトヨタ、スバル、日産自動車など。同社では本社で製造された商品の技術サポート、カスタマーサービス、販売を主に行う。「社員全員が製品に精通し、製品のプロモーションや技術サポート要請まで迅速に対応する」と尾島社長。

 尾島聡社長は「影響力の強い日本の自動車産業界に認知して頂き、製品を浸透させることが使命だと思っている」と語る。

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