JA相模原市の本店および中央支店の新築工事が昨年末に完了し2月10日、新店舖開店前にオープンセレモニーが実施された。小泉幸隆代表理事組合長は感謝の言葉を述べた後、「JAが大きく変わっていかなければならない時期に完成した。本店を新たなランドマークとして相模原の農業、地域の発展に尽くしていきたい」と意気込みを語った。正面玄関で関係者がテープカットを行うと、駆け付けた組合員らから拍手が送られた。
店舗前には9時の開店を待つ人で列ができ、区内在住の70代女性は「新しい店舗で手続きしたくて来た」と笑顔を見せた。
新店舗は市役所さくら通りを挟んで旧店舗のほぼ向かい側に立地。地上5階、地下 1階の建物で延床面積は6536・78平方メートル。建物は「人」「暮らし」「地域」の新しい拠点をコンセプトに、自然と調和した温かみのある造りになっている。
また、1971年に建設され約49年間にわたって組合員の拠り所となっていた旧店舗(農協会館)は来年5月ごろに解体され、その後は駐車場として整備される予定。