市内で認知症カフェを行う運営者を集めた研修会が8月28日、ネットを使った会議ができるアプリ・Zoomを利用したオンラインで初めて開催され、市内外から約50人が参加した。
認知症カフェとは認知症の当事者、その家族、地域住民、専門職など誰もが参加できて交流が図れ、社会と接点を持てる場とされる。現在、市内に39カ所のカフェがあるが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運営できていない状況が続いている。
こうした中、今後のカフェの在り方、方向性について一部の運営者から相談があったため、運営者全体で情報を共有する必要があることから、研修会を3密を避けてオンラインで実施する運びに。会では専門家の講義のほか、全国での事例の紹介、現状の課題について運営者間で情報交換されたほか、運営上の悩みなども話し合われた。
市の委託を受けて主催した特定非営利活動法人Link・マネジメント代表理事の井戸和宏氏は、「市内外から40人超の運営者がオンラインで会し、新しい時代を感じることができた。これから、少人数とオンラインのハイブリッド式が市内でも増えることで、『認知症になっても安心できる街さがみはら』につながっていくことを期待したい」と話し、今後の展望を示した。
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