花壇の植栽や清掃、環境整備活動を行うF・Cボランティア(伊藤紀子代表)が8月3日、2020年度の道路ふれあい月間(8月1日〜31日)における道路愛護団体などを表彰する「国土交通大臣賞」を受賞した。10月1日には受賞報告のため、本村賢太郎市長に表敬訪問する予定だ。
「市役所さくら通りの入口で市役所への玄関口でもある相模原署前の交差点を奇麗にしたい」と、伊藤紀子さん(71・相模原在住)が地元の自治会や民生委員、子ども会のメンバーらに協力を呼びかけ、2005年6月に発足したF・Cボランティア。同年10月には市、国交省関東地方整備局と協定を結び、国道16号線沿いの清掃および花壇管理を始めた。
「F・C」はフラワークリーンの略で、「一年中何かしらの花が咲き誇る花壇を作りたくて」と伊藤さん。1月、2月は月に1〜2回、そのほかの時季は、ほぼ毎週、花壇の土づくりや花植え、水やりに除草、通りの落ち葉掃き、清掃活動などを行っている。加えて、発足前から実施している中央小学校フラワー委員会の花壇管理のサポート、夏休み中高生ボランティアの受け入れのほか、就職支援センターや福祉事務所と連携して社会復帰を志す若者や生活保護受給者の支援も行っている。それらの活動に対して、今までに国交省関東整備局や相模原署からは感謝状が贈られ、市美化運動推進功労者表彰や全国花のまちづくりコンクール優秀賞など数々の賞も受賞している。
今年は15周年記念の年だったが、コロナ禍で2月から活動が自粛に。6月下旬に活動を再開し、直後に届いた朗報だった。「活動を見てていただけたと思うとうれしくて」と笑顔を見せた伊藤さん。今後は「20周年をめざして、これからも元気に活動を続けていきます」と力を込めた。
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