振り込め詐欺の被害を未然に防いだ、きらぼし銀行田名支店の白井小百合さんに2日、相模原警察署(木原信一郎署長)から感謝状が贈られた。
区役所職員を名乗った者から9月7日、8日、9日の3日間にかけて「医療の還付金がある、手続きが完了した、受け取るには手数料がかかる」などの電話を受けた70代女性が9月9日の午前10時ごろ、同銀行を訪れた。ATMで手続きをしようとしたが操作方法がわからず、行員の白井さんに尋ねたという。白井さんは過去にも同じような手口の還付金詐欺被害に遭遇した経験があり、不審に思って警察に通報、被害を阻止した。
同署は10月を「特殊詐欺撲滅対策推進強化月間」とし、啓発や注意喚起に力を入れている。蒔田克生活安全第一課長は「署員一丸となって、詐欺撲滅に取り組む」と話した。同署管内では10月1日現在、35件の詐欺被害が発生。被害額は4743万4738円。
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