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光が丘自治連を取材 地元大学生が卒論で調査

社会

公開:2020年11月26日

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自治会連合会の役員会に参加し、質問を投げかける丸山さん(左)=5日
自治会連合会の役員会に参加し、質問を投げかける丸山さん(左)=5日

 会員による専従の自主防災組織を編成するなど、日頃から活動が活発な光が丘地区自治会連合会の取り組みを卒業論文に生かそうと5日、南区に住む大学生が調査に訪れた。

 光が丘公民館で行われた同連合会の役員会に参加したのは工学院大学建築学部4年の丸山恵実さん。丸山さんは、自治会の持つ地域のつながりが人口減少や孤独死といった昨今の都市問題を解決する糸口となり、今後コミュニティーをより強化する必要があるという社会認識が広がっていると分析。一方で現代社会では自治会活動が衰退しつつあることに着目した。

 そこで丸山さんは現在、自治会活動の現況を把握するとともに、活発化を促すための取り組みやその条件などを考察するため、地元の相模原市を事例にして研究を進めている。今回の調査にあたっては、市自治会連合会から、活動が活発な自治会として同地区を紹介されたという。

 役員会には単位自治会長ら10人が集まり、活動の内容や工夫、課題など丸山さんの質問に答えながら解説。その後、丸山さんは地区の議題を協議する様子を傍聴した。終始和やかながら意見も飛び交う現場に丸山さんは「もっとかっちりしたものと思っていたが形は守りつつ気軽に意見を聞き合える、イメージと正反対の会合で驚いた。このような地域の課題に真摯に取り組む温かい雰囲気の役員の皆様がいることも光が丘地区の地域力につながる魅力の一つと感じた」とし、「活発な自治会の共通点を考察し、その地域に適合した取り組みの紹介や参考になるような論文にできるようまとめたい」と語った。

 同地区自治会連合会の割柏秀規会長は「自治会から一番遠い存在かもしれない若い人が我々よりも鋭い観点を持っていて驚いた」と話していた。
 

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